第1章 出会い
「あ…大野さん…!」
すっかり乾いた制服を着なおして、
私はリビングにいる大野さんに声をかけた。
大野「ああ、ちゃん。おかえり。
おいらもシャワー浴びたし、ゆっくりしてってよ。」
シャワールーム、もう1つあるんだ。
ま、こんだけ広いお屋敷だもんね。
「は、はぁ…。大野さんは大学生ですか?」
年上なのはわかるけど…
?「ぷっ。大学生ですか?だって。」
ん?キッチンの方からもう一人の声が聞こえてきた。
?「大野さん、ダメじゃないですか。
こんな若い子連れ込んじゃうなんて…。」
「あ、あの…」