第1章 出会い
出されたスリッパを履き、
彼の後をついて行く。そこは脱衣所。
?「ここにタオルがあるから。洗濯機も乾燥機も使って。
ゆっくり入っていいからね。」
そういって脱衣所を出ようとする。
「あ、待って!」
?「ん?一緒に入る?」
え…
「いやいやいやっ!あの!すみません。
あなたも濡れちゃったのに…。
私は森の中高等学校の一年、 です!」
?「ふふっ、律儀だね。気にしない気にしない。
おいらは大野智。よろしくね、ちゃん。」
大野「じゃ、リビングにいるから、
終わったら声かけて。ごゆっくりー。」
そういって、大野さんは出て行った。
一応鍵を掛けさせてもらい、シャワーを借りる。
なんだか不思議な感覚…。