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ゲロッパっ!

第7章 最初で最後のコンサート





次の日、私は朝早くからまたドラマの撮影に出かけた。



みんなを起こさないそうにそーっと。




櫻井「ちゃん、行ってらっしゃい。」



櫻井さんには気づかれちゃったけど。









菅田「おはよーっす!」



「おはよう!」



いつものように、将暉くんが挨拶してくれる。



そうだ。ここでは昨日と同じ。



誰も二宮さんのことは知らないんだ。





菅田「はさ、あの俳優さんどう思う?」




そういって、少し年上の俳優さんを目線で教える。





「どうって?」



菅田「いや、かっこいい!とか、大人の男の人いいなーとか?」


「優しくて、落ち着いてて、お兄ちゃんみたいな感じかな?」



素直に答えると、ほうほう…と言われた。


「なんでそんなこと聞いてくるの?」


私が質問すると、


菅田「女の子って年上の人好きじゃん?」



女の子…。



「確かに、好きって人多いよね。でも、私は

面白い人が好きだから、一緒にいて

楽しいのがいいなー。時には一緒にバカやれたり。」



菅田「ふーん。じゃあ、同い年でもいいの?」


「そうだね!」




菅田「例えば、相葉くんとか、俺も対象なの?」




この人はいきなり何を!




監督「そろそろはじめるぞー。」






「…行かなきゃ。」




菅田「おう。」








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