第6章 あたたかい場所

『……私中也さんになら、何でも出来るよ』

｢これに関しては気持ちだけありがたくもらっとく…ありがとな｣

何だか納得がいかないし、自分の力の至らなさを感じるものの、これが彼のいうある程度の我慢なのかと察して仕方なく引き下がるしかなかった。

『ん…っ、ちょ、っと……ﾊｧ、ｯあッ、』

首をひと舐めして上体を起こし、今度は中也さんがすぐに私の膝を開いてそこに入ってくる。

手で隠そうとしたのに片手でのけられてしまって、もう片方の手で中也さんが直接そこを撫でた。

前みたいな変な薬を盛られているわけでもないのに、この人の指に触れられているって考えるだけでも、そこの奥の方がｷｭﾝｷｭﾝする。

『ぁっ…ちゅ、やさっ……！んあｯ、あッ…！！』

そして私から溢れ出る蜜を指で掬いとって潤滑剤とし、蕾に触れてそこを優しく擦る。

それがどうしようもなく気持ちよくて腰を跳ねさせるのに、中也さんの指は離れない。

｢可愛い事考えてくれてたみてぇだからな…いっぱい気持ちよくしてやるよ｣

『や、だあっ…！！それ、やだッ！おかしくなっちゃうってわたし、…あｯ…！！！』

跳ねさせても中也さんの指から逃れられなくて腰をくねらせて身体を捩れば、中也さんの指がｸﾞﾘ、と蕾を刺激した。

可愛い事とか、いっぱい気持ちよくするとか、一言一言が恥ずかしい。

それで遂におかしくなるからと懇願するように言ったのに、中也さんは私の反応を見てかやわやわと蕾を刺激するようになった。

｢嫌じゃねえだろって、前にも教えただろが…後、おかしくなってもいいって前も言ったぞ｣

『ひっ、ああｯ…！？あッ…！！！』

腰をくねらせ始めた時に刺激されたところを少し強めにｸﾞｯと刺激されて、脚がｶﾞｸｶﾞｸ震えて痙攣した。

『ああっ、あ…っは、ぁ……っ』

｢俺が面倒見てやるよ、お前は何にも心配せずに、可愛いまんまでおかしくなっちまえばいい｣

『そ、んなのばっか、言わないで…っ、……ひああｯ!?あ、ああｯ！！～〜〜ッ』

また同じところをｸﾞﾘｯと押されて、気持ちよすぎてなんにも考えられなくなってただただ身体が中也さんを欲し始める。

『ちゅ、ちゅやさっ……やだｯ、おかしいの！………中也さんｯ、こっち来てくれなきゃやだッ！！』

｢はいよ、仰せのままに、っと…｣

中也さんが抱きしめてまたよしよしと撫でてくれた。