第14章 わからない人

「お前なんなの、確信犯か何かか」

『…こんな時に中也さんが……あ、あんな事ばっかりする、から…』

「俺が悪かった、本当に俺が悪かった…が、お前これ、他の誰にもバレてねえよな？」

『!?…ｯ、ひゃ……ぁ…っ』

胸の頂きを軽くｷｭ､と摘んでやると、蝶は背中を仰け反らせて高い声で鳴く。

「こんな格好で男ばっかのところに乗り込んでよ…挙句、立原の奴に倒れかかって」

『あぅ…ｯ、きゃ…ぁ…ｯ』

「昨日も昨日で……お前知らねえのかよ？俺、めんどくせえくらいに嫉妬深ぇ奴なんだぞ？」

『！！？し、嫉妬深ｯ…ひゃ…ｯ…!!!?』

軽く指でそこを弾いてやれば、胸全体を揺らしながら一層ビ身体をクビクさせる。

「…お前、好きな男の目の前で他の奴に大好きだっつったり、知らねえところでこんな格好で出歩いてたり……天然にも程があるんじゃねえの？」

『……ご、めんなさ…っ』

「…………わざと俺の目の前で言ってやがったな？あれ…なんであんな事言ってたんだよ」

『…中也さんに妬いて、ほしくて……それで……ｯひぅ…！？あっ、だ、だめ！！そこそんな撫でちゃ…ｯ』

蝶の思いもよらぬ返答に、蝶の陰核を指でねっとりと撫でる。
既に濡れてトロトロになっているそこから愛液を掬って、それを潤滑剤代わりにして優しくしごいてやれば、蝶の様子が段々と変わり始めた。

そうだ、こいつは割と優しめに撫でられるような愛撫に弱い。
そしてこの陰核においては、少しこういうモードに入ったのならば…

『ぁう…ｯ、ぁ……そ、こ撫で…ｯぁ……おかしくなっちゃ………！！？〜〜〜〜！！！？』

指で挟んで少しだけ強く撫でられるのに、たまらないといった表情をする。

こいつのいい所、そしていい触れられ方…手に取るように、覚えているように、分かる。

「可愛い奴……そんなに俺に妬いてほしかったのかよ」

『ああｯ…だ、め……ｯ、だめ、だ…んああっっ！！？あ…っ、あ…！！！』

中に指を一本挿入し、親指でｸﾘ､と突起を押えると蝶はより一層感じ始める。

「聞こえねえな…」

そこで蝶へ与えていた刺激をぴたりと止めてやると、俺を煽るような顔で蝶は涙を流して懇願するように言った。

『…った、……妬いてほしかった！！から……止めな…っひあぅッッ！！？』

「本当可愛い…イけよ」

『あ、ぁ…ｯ、や…＿＿＿ｯｯｯ!!!!!』