第1章 美恵の妄想
遠慮やためらいなどない。
彼にとって恵美は、ただ下半身から汁を分泌させる穴でしたかない。
硬く大きくなったペニスは、恵美の処女を突き破って、肉を掻き分け、内臓を探る。
突き上げる衝撃から、逃げようとする恵美を、彼はしっかりと押さえつけて逃さない。
上から下へ叩きつけるようなストロークに、恵美の腰とお尻の肉が激しく振動する。
しばらくすると、彼は恵美の首筋や耳元を、荒い息に包まれた舌でなめ上げる事に意識を集中させた。
背中からブラをはずし、大きさを確かめるように片手でなでまわし、掌に当たる、硬い乳首の感触を楽しんでいる。
左右の胸を確認し終えると、右の乳首をつまみ、ぎゅぅっと捻りあげた。
「…っ!!」
ビクンと体を反応させた恵美は、同時に分泌する液が追加されるのを感じ、さらに息を荒くする。
彼の腰の動きはさらに激しくなり、ゴリゴリと恵美のお腹の中を荒らしまわる。
もうすぐ彼は恵美を使って絶頂を迎えようとしている。
イク時は、いつも彼は大きな声を上げるのだ。そして、誰もいない恵美の自宅に響き渡る。
先ほど自宅を通り過ぎた、彼の声で、それでも少し搾り出すような声で。
ひたすら激しく腰を動かし、部屋に響き渡る、ビチャビチャという音。
「あぁっ…!!くっ…んはっんっ…!!」
ビクビクと腰を震わせ、ドロドロになった恵美の割れ目から脳髄を通って、頭のてっぺんへ、彼が通り抜けて霧散していく。
恵美の体は大きくな痙攣から小さな痙攣に変わっていく…。
恵美の荒い息遣いをだけを除いては、さっき脱ぎ捨てた制服と同じように、静かな寝室のまま。
恵美は「脱がされた」下着もそのまま、上半身を少し起こして見る。
不意に、恵美のスマホに通知を知らせる光が点滅する。
「もう着替えた?今からいくよ?」
友達の詩織からのメッセージだった。去年までクラスが一緒だったが、今年は分かれてしまった。
今日は、詩織が片思いの相談に乗る約束をしているのだった。
詩織が大好きな、同じクラスの「彼」について、恵美はいろいろ教えてあげるつもりだ。
恵美は下着を付け直して、着替えを始めた。
(終)