第8章 07
綱「ひぇ〜、なんでこんな目に!!さんちゃんもディーノさんも大丈夫かなぁ??」
綱吉一行は獄寺のボムを駆使し煙幕で目くらましをしつつなんとか沢田家までたどり着いた
獄「まぁ、跳ね馬の所の部下もついてましたし大丈夫ですよ!十代目!」
獄寺はそう言うと後ろ手で玄関のドアを閉めた
綱「とりあえず、ただいmぁぁああ!!?」
ラ「ガハハハ!!いけー!!ヒゲメガネごう!!ランボさんをあっちにつれてくんだもんねー!」
イ「ランボ!ひとりじめ、ダメ!イーピンものる!!」
綱吉が驚くのも無理はない
敵の一手を引き受けたと言っても大げさではない人数を残して彼らを逃してくれたはずのディーノとさん
そこに同行していたはずのロマーリオが子供達と優雅にあそんでいたのだ
綱「ええ!!?俺たちやっと逃げてきたっていうのに…
あのぉ、すみません遅くなって。ディーノさんとさんちゃんは…」
子供達に揉みくちゃにされているロマーリオに恐る恐ると2人の居場所を確認する綱吉
ロマ「おお、はやかったなボンゴレ。2人は二階で傷の手当てしてるぜ!!」
傷と聞いた綱吉はハッと顔を上げると 急いで階段を駆け上がった
その後を追いかける様に獄寺も二階へと足を運んだ
「あら、あの子達帰ってきたのね…でも上に行かせて良かったの?あの光景を見たらあの子達…」
ロマ「いいんだよ、毒サソリ。ボスにはこれくらいの薬が必要だ」
下で、居候のビアンキとロマーリオがこんな会話をしていた事は2人は知らないのであった