第1章 00
『今ここに生きていられてよかった…』
「あ?どうしたいきなり?」
「なにーー?酔ってんの?酔っ払いチャンなのー?」
『ッるせ!!しみじみ思ったんだ。こんなクソな毎日でもお前らが居るだけで生きていけるなって』
「今更かよ、」
「さんは甘えん坊だからなーー、かわいいかわいい!」
『〜〜!!茶化すなッ!!甘えん坊じゃねえよ!!……ッぷ!!!』
「「…」」
『私達さ、ずっと3人でいような。死ぬときは……』
「…ハハッ!そうだなー、言いたいコトわかるわかるーー!」
「一緒に死のう」
『ーーーー、』
「おーおー、嬉しそうな顔して!」
「なーーー、俺さアレやりたい!!」
『アレ?』
「桃園の誓いってやつー、なんか約束事する時一度やってみたかったんだよなーー。」
「うぇ…正気かよお前……っま、いいけど」
『とんだミーハー野郎だな、お前!!でも、私達にはもってこいかもしれない』
我等天に誓う
我ら三人 生まれた日は違えども 死す時は同じ日 同じ時を
「ここに」
「ここに」
『…ここに』
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