第2章 松野家会議
【◯◯side】
松代「あら、◯◯ちゃんいらっしゃーい!」
玄関まで迎えてくれたのはおばさんだった。
◯◯「うちの両親が勝手にお願いしちゃってすみません。今日から暫くお世話になりまーす!あ、これそこのケーキ屋さんのクッキー!良かったら食べてください!」
私は深々とおばさんに向かってお辞儀をするとクッキーの詰め合わせが入った箱を手渡した。
松代「そんなに気を遣わなくても良いのにー、でもありがとう!さっ、上がってちょうだい!」
おばさんはにこっと微笑んで私に中に入るように促してくれた。
クッキー気に入ってもらえると良いんだけどなー。
そんな事を思いながら居間へと進むともう皆はだらだらと過ごしていた。
◯◯「おはよう!ニート共!」
おそ松「おはよー、これからよろしくなー!」
カラ松「ふっ‥今日も一段とかわ‥ごふっ!」
一松「黙ってろクソ松!」
OH‥今の一撃は凄い。相変わらず一松くんはカラ松くんに厳しいなー。
カラ松くん頭から血出てるけど大丈夫なのだろうか‥
チョロ松「玄関まで迎えられなくてごめんねー。ちょっと皆と話ししててさ!」
◯◯「あぁ、大丈夫!気にしないでいいよ!」
十四松「◯◯ー!おは四、六、三のぉー、ゲッツー!」
◯◯「おはよう!相変わらず元気だねー、十四松!」
トド松「ねーねー、◯◯ちゃん僕とデートでも行こうよー!」
◯◯「行きたいのは山々なんだけど、お昼からバイトなんだ!」
「「「「「「えぇー!」」」」」」
◯◯「ごめんねー、じゃ!また終わったら来るから!」
そう言って◯◯ちゃんはそそくさと出て行ってしまった。