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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第40章 『ただいちどたけ』〜 相葉×二宮〜



雅紀の巧みな舌遣いに、
俺のは一気に完成形…

自慢する訳じゃないけどさ、
俺のは多分、並み以上にデカい…

みんながそう言うから、
多分そうなんだろうし。

曽て、俺を割った男たちよりは、
俺の方が絶対に大きかった…

「ニノ…こんなに大きかったの、知らなかったよ~」
「そりゃ、そうでしょ…俺だって、雅紀がそんなに大きいって、知らなかったし…」

「もうさ~、ニノの中に入りたくって、
過去最大の大きさだよ、きっと♡」

「じゃあ、早く…」

雅紀は俺の唇を人差し指で押さえて、
再び『大きい』と褒められた『おれ』を咥内に招き入れ、
根元は握って上下に扱いた。


俺から漏れる甘い声に、
張り切る雅紀の口淫はさらに激しさを増し…

「…あ…やっ…まさき…も…おれ…」

俺のその言葉が、雅紀を煽ったらしく、
その舌遣いは一層激しく俺に絡みつき、
敏感な先を尖らせた舌先で抉じ開けられると、一気に射精感が押し寄せた。

「…ねえ…出ちゃうから…離して…」
「はらさらいぉ~…」

何だよそれ…(^^;

離さないっていう言葉通り
しっかり握り直された茎を、巧みに扱かれ、
このまま気持ちよくイッテしまいたくて…

「…あ…イクッ…イクよ?……んあっ///」



呆気なく、雅紀の口の中に放ってしまった。

全身を駆け抜ける堪らない快感に、
身体がブルリと震えた。

雅紀は、最後の一滴まで搾り取るように吸い上げてから、ゆっくりと口を離し、俺の目を観ながらすべて、飲み込んで見せた。


気持ち良さと恥ずかしさで言葉が出ない俺。

「……ニノ…ずっとこうしたかったんだ…」

雅紀はそう言って、お日様みたいな笑顔を見せた。


「まさき…」

またしても涙が溢れそうになった俺は、
雅紀の胸に飛び込んでその胸に顔を埋めた。

その俺の髪を、雅紀が優しく、
何度も撫でた。


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