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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第40章 『ただいちどたけ』〜 相葉×二宮〜



「先っぽがヌルヌルしてきたね♥️」

わざとそんなこと言ってんのは分かってるけど、まんまと煽られちゃう俺は、自然に腰が揺れてしまう。

だってさ。
雅紀が急に逝ってしまって、
俺、
こういうこと、シテないんだからね!

こんなに長く、俺に清い身体でいさせたんだから……ちゃんと面倒みて貰うんだから!


濡れ始めた尖端をそっと優しく撫でられれば、期待する後ろがキュッとすぼむ…

「…あぁ…まさき…気持ちいいよぉ……」

「もお〜(//∇//)……ニノがそんな、
素直に感じてくれるら、
俺、早く突っ込みたくなっちゃうじゃん!」

「…なら、早く後ろも…触ってよ…
俺だって、雅紀の…これ、早く欲しい…」

堪らず、俺の脚を押すでっかいのを握ると、雅紀はあっさりと腰を引く。

なんで…??

すると、雅紀は俺を優しく見つめて、

「俺だって、直ぐにでもイレたいよ!」
「だったら…!」

「でも俺、会えなかった3年分、
だっぷりニノのこと気持ち良くする、
って!そう決めてたんだ……

寂しくても、俺を待っててくれたニノのこと、大切に抱きたいから………」

………………

そんなこと言うなよ……

そんな優しく言われると……
俺…………


涙を見られたくなくて
顔を両腕で隠し、鼻をすすった。


今まで……
独りよがりの相手としか
セックスしてこなかったから……

そんなに優しくされて、
泣けてくるじゃんか〜(;_;)


雅紀は、俺の脚の間に身体を移し、
先走りで光る俺のを咥内に咥え込んだ。

瞬間、
電流のような甘い痺れが、
全身を駆け巡った。

身を捩る俺の腰をしっかりと抱えて、
雅紀は巧みな舌遣いで、
俺を包み込んでくれた。

「ニノちゃんの味……ずっと知りたかった」

茎を握ったまま、
そんなこと言う雅紀に、

「バーカ……」
憎まれ口を吐いた。


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