第40章 『ただいちどたけ』〜 相葉×二宮〜
「…んっ…んんっ…まさっ…ちょっ」
信じられない素早さで
雅紀の舌先が俺の咥内に割り込んできた。
す、少しは遠慮とか、躊躇いとか、
そういうのない訳~?
「…あっ…んん…んふっ…」
生き物のように、
雅紀の舌が俺の中で暴れまわるから、
急に酸素が足りなくなった頭が痺れだす。
「…はぁ…ニノ…好き…好きだよ…」
「…つっ…ふっ…やぁ…く、苦し…」
それでも雅紀は離してくれなくて、
俺は最後に残った力を振り絞って、
雅紀の肩を強く押した。
急に大きく息を吸い込んだから咽た。
咳込む俺の背中を、
雅紀が心配そうに擦ってくれた。
「ごめん…(;´∀`)大丈夫?」
「もう…がっつき過ぎ…死ぬかと思ったわ…」
「あ…ごめん…」
叱られた子どもの様に、
しゅんと肩を落とす雅紀が、なんか可愛い♡
「俺、ずっと我慢してて、ニノのこと考えて、ずっとこうしたいって思ってたからさ…」
「それにしたって…お前ホントに、オバケなの?」
「そうだよ!ニノちゃんが大好きで…
んで、ニノちゃんを抱くために、舞い戻ってきた!正真正銘のオバケだよ♪」
「………あ、そ(~_~;)」
そんな胸張って言われてもね~
ふと気が付くと、目の前で、
雅紀は着ているものを脱ぎ始めてて…
あれよあれよという間に、素っ裸になってしまった。
仁王立ちする雅紀の中心で、
これでもか!と存在を誇示する…ソレ…
ま、マジかよっ///(゜゜)
「ねえ、ニノも脱いでよ~」
「えっ?や、ヤダよ!」
「なんで~?」
「あ、もしかして、着たままの方が萌える、とか?」
「はぁ~?」
「そんなら、それでもいいけど…」
「そんなこと!!」
「そんなことない?そうだよね~♡
やっぱさ、こう~、肌と肌の触れ合い?
温もりを分け合ってる♡みたいなのがさ、
幸せ感じるよね~( ◠‿◠ ) 」
「………」
こいつ…(-_-#)