第6章 『甘いのがお好き』~松本×二宮~
≪松本side≫
ニノが、ベッドに顔をつけたまま
こっちを見ない。
意識がないわけじゃない。
肩でゆっくりと呼吸しながら、
乱れた息を整えている。
背中から、腰、二つの丘のラインが、
綺麗で...エロくって...
さっきまで俺の上で、
激しく上下していたんだって、
...そう思うと、
妙に生々しく見えて、
俺は指ですーっと、そのラインを撫でた。
途端に反応し、シーツを手繰り寄せ、
体に巻き付けてから、俺のことを
上目遣いで見るニノ...
乱れ捲ったことを、
俺に指摘されたくないって顔..かな..?
「か~ず❤おいでよ~...」
俺がそう言いながら
巻き付けたシーツを解こうとすると、
「やだっ!!潤のエッチ///」
ニノは、俺にそれを取られまいとする。
......もう、何その可愛さ...
勘弁してよ~ヾ(≧▽≦)ノ
もう一回、襲いたくなっちゃうだろ~///
「かず~...来いってば!」
俺は力ずくで、ニノのシーツを、剥ぎ取って、生まれたままの姿にしてやった!
「やだーっ!!潤のバカ!ドエロ!!
変態!スケベ!!」
知ってる憎まれ口を並べ立てて、
ベッドから逃げようとするニノ。
でも、やっと腰が立つ状態のニノは、
簡単に捕まえられるしね(^^;
全裸で逃げ出したその身体を、
壁際で抱き締めて、顔を覗き込む。
すると、ニノは、真っ赤になって俺のこと、
睨んでる...
もおぅ─────(///ω///)♪
なんて可愛いんだよ♪♪
こんな可愛い生き物、
生まれてからこのかた、
見たことないぞ!!
『初めまして❤』だ//////