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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第39章 『大切な日には』 【大野智BD記念】


【ニノ】

みなさ~ん!!
このおじさん、やらしいですよ~!!

この異様な状況に、
出たことないくらいのアドレナリンが出捲り…

窓を開けて、そう叫び出したいくらいだった。


翔ちゃんに感想を言われた大野さんは、
隠した顔どころか、耳まで真っ赤にしている。

可愛いとこあるじゃん(^^)v


放出したばっかりの『ソコ』に、
透かさず松潤が手を伸ばした。

「やんっ♡」

やんっ、って///( ̄▽ ̄)


満足気な翔ちゃんは、部屋の隅に放り出しておいた自分のリュックから、何か紙袋を出して来た。


「さて。ここからが本番だけど…」

そう言って俺たちを見廻した翔ちゃん…
その中心は、大きく存在感を誇示している。

「俺が、一番でいいよね?」


「一番…って…」
「…あ~、まあ、そうかな~」
「そうなるよね?お膳立てしたの、翔ちゃんだし」


誰も異議を唱える者はいない。


それに満足気に小さく頷いた翔ちゃんは、

「じゃあ~…ニノ」
「は、はい?」

「智くんの後ろ、解してみて?出来る?」

な、何で俺??

一瞬、キョトンとする俺に、

「ニノが一番器用そうだから…」

あ~…そう言う事ね(´・ω・`)

「いいけど…俺、やったことないよ?」

「大丈夫、誰もやったことなんかないから」

まあ、そっか…そうだよね…

黙っている俺が、了承したと見なした翔ちゃんは、
紙袋を俺に渡した。


中には、黒いボトルと長方形の箱が…

「それさ、アナル用だから♡」


ア、アナル、って……(≧▽≦)

改めて言われると、恥ずかしいじゃん///

「そんなのあるんだね?」
興味津々で俺の手元を覗き込んでくる相葉さんに、翔ちゃんはしたり顔で、

「垂れにくいらしい…通販で買ったんだ♪」


流石!!
準備を進めて来ただけのことはあるね(^^;


俺は、垂れにくいというソレを
手の平に押し出してみた。


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