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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第39章 『大切な日には』 【大野智BD記念】


【潤】

ニノが翔ちゃんから任命された件に、
俺のドキドキは大きくなる…

いよいよ…っていうのかな?


好きっていう気持ちが通じたとしたら…

その先には、こんなこともあるのかもしれない…

漠然とだけど、
そんなことを思ったこともあったけど。

でもそれは、靄の向こうにある様なもので、

想像するとか、妄想するとか、
実際そんなレベルじゃなかったんだ。


それが…

今夜、一気に現実のものになろうとしている…

目の前で繰り広げられている、
俄かには信じられない光景も…

鼓膜を刺激する大野さんのエロい喘ぎ声も、

俺たちが、よって触って立てる、
色んなことの音が……
↑エロんなこと、の間違いでしょ~

その卑猥な音が…

現実なのに、夢のような…

不思議な気持ちにさせる…

夢を見ているようなのに、
俺の身体はしっかり反応してて…

俺だけだったら恥ずかしいな…って思って、
こっそり他のみんなの『ソコ』を見ると、
ちゃんと俺と同じように変化していて…

よかった~(^^;

俺だけが盛っている訳じゃなくて…


「大野さん…脚広げてよ…」

ニノに言われた大野さんは、泣きそうな目で俺たちを見上げている。

でもさ…

その目は、もう先を求める欲情の色を隠せない。

ぐずぐずしている彼の唇に、
翔ちゃんが自分のを重ねる。


俺は、指の腹で、
勃ち上がる尖端をヌルヌルと撫でた。

相葉くんは、耳に舌を這わせ、
やらしい舌遣いで、大野さんを高めていく。

「J…そっちの脚持って広げて?」
「あ、うん…いいよ///」

俺たちの連係プレイによって、
秘密の『ソコ』はライトの元に晒された。


……や、やらしい…(@_@)

ニノが俺の顔を見て同意を求めるから、
俺は大きく頷いて、
ニノに無言の『GO』を出した。


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