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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第39章 『大切な日には』 【大野智BD記念】


【雅紀】

初めて味わう大野さんの身体…


ずっと欲しかった……

絶対に手が届くはずないから、って。
呪文のようにそう言い聞かせて
諦めようとしてた。

そんな幻の裸体が、
今、この瞬間、目の前に……

………ああ……想像してた通りに…
なんて綺麗なんだ……

しかも、俺の舌先で、
こんなに硬く、魅惑的に尖ってきて…

あのしなやかな指が、
俺の頭を抱え込んで引き寄せる。

『気持ちいいから、もっとシテ』
って言ってるみたいに。


「ああぁ、しょおちゃん…もう、無理…」


……………(´д`|||)


だよね。
そっちに反応してるんだよね……


翔ちゃんは、もう『俺のもの』だと言わんばかりに、大野さんの『おおのさん』を咥えて追いつめていく。

じゅぶじゅぶという卑猥な音に、
大野さんの身体は逃げようともがくけど。

俺たち3人に押さえられているからね?
それも叶わず……

「しょお…も、イキそっ…ああ、…あぁ…イクッ///」




……

………

我慢の限界を超えた大野さんは、
脚にきゅっと力を入れたと思ったら、
ピクピクと小刻みに痙攣した。

………

翔ちゃんは、やっと、起き上がり、
口元を片手で拭いながら、
『ソレ』を、躊躇うことなく飲み干した。

その様子を、
すぐ側で、固唾を飲んで見守っていた俺たち…

飲んでないのに、
みんなゴクリと生唾を飲み込んだ…


その真ん中で、大野さんは、
両手で顔を覆って動かない。

…顔だけ隠しても、他は諸出しだけどね(^^;


しかも、確かに今さっき果てたはずの『ソレ』は、
まだ重力を無視するかのように、
上を向いて、そそり立っていた。


「こんな味なんだ~…智くんって♡」

異様な空気が漂う中…
翔ちゃんは嬉しそうにそう言った。


初めて味わったんだね~?
↑当たり前です!!

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