第39章 『大切な日には』 【大野智BD記念】
【翔】
みんながベッドに上がるタイミングで、
俺もシャツを脱ぎ捨てた。
「あ…同じだ…」
相葉くんのパンツが、奇しくも俺と同じやつ///
「履いてくれてるんだね(^^)」
相葉くんは俺のパンツを見て嬉しそうに笑った。
まあ、俺のパンツの7割は彼が誕生日なんかにプレゼントしてくれたものだからね。
すると、智くんが
「どうせ脱いじゃうんだから、何履いてても一緒でしょ~?」
と言った。少しだけ唇を尖らせて。
「もしかして、やきもち~?」
そんな彼が可愛くて、少しお道化てそう言うと、
「だって、俺の誕生日でしょ?俺だけ見てて欲しいもん!」
///もう~( *´艸`)
どんだけキュートなんだよ♡♡
肩に手を掛けると、
智くんは俺の胸にスルリと入り込んできた。
エアコンで暖められた部屋とはいえ、
裸で寝たふりしていた智くんの身体は、
本人が言う様に、俺よりずっと冷たくて…
「んふっ♡翔くん、温っかい♪」
「だろ~?智くんを温めるためだよ♡」
「フフフッ、何それ?」
いちゃつく俺たちに、周りが動き出す。
「俺だって、温っかいよ!」
ニノが、背中から智くんを抱き締めた。
「俺だって!」
「俺も!!」
智くんを囲んで、俺たちは重なり合って抱き合った。
ハグした事はあるよ?勿論///
でもさ、素肌は初めてだから…
なんだろ…
ホントに温っかくって、気持ちよくって、
それですごく、幸せだった。
幸せを噛みしめるこの瞬間…
前に番組で、小さな浮き島みたいな上…
5人で抱き合ったことを思い出した。
さしずめ今は、あの時の裸バージョンだな♪
膝立ちしてはいるけどね…(^^;
すると、背中をきつく引き寄せていた、
誰だか分からない手が、
さわさわと滑るように動き出した。