第6章 『甘いのがお好き』~松本×二宮~
≪潤side≫
ニノの指が、俺の中に入ってきた。
その感覚に、俺はもう、
爆ぜてしまいそうになる。
愛しい人の指が、
俺の中で動くのを感じることが、
こんなに幸せなことなんだって、
今まで知らないで生きてきた。
男なのに...
男だけど...
好きな人に征服されるような、
そんな感覚...
それが、こんなにも嬉しいことだなんて、
...ニノが教えてくれた。
「..ん..んっ..あぁ..
..やぁ..気持ち..イイ..」
俺のじゃないみたいな湿った声と、
クチュクチュといういやらしい音が、
部屋の中に響いている。
ソコをかき混ぜられている行為、
それ自体は、違和感が強いけど、
大好きな人にそうされている、って、
そう思うだけで、
感じてしまって、
前の方もどんどん硬くなって、
自然と腰も動いてしまう。
「...じゅん...いい?」
下から見上げるニノの顔は、
男らしくって、かっこ良すぎる///
「...うん...イレテ//」
......かずが、慣れた手つきで
ゴムを着ける...
その姿に、俺は少しだけ悲しくなる...
こんな彼を、今まで見てきたであろう、
女の子たちに...
まあ、それは言っても仕方ないこと。
俺だって同じだしね...
そんな自分の女々しいやきもちを
振り払うように、
「かず...思いっきり突き上げて///
奥まで、ちょうだい...」
そう強請った。
「了解♪」
そう笑って、ニノは俺の中に入ってきた。
...熱い//////