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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第34章  『いつも貴方がいた』その後のふたりの生活③~櫻井×二宮~


【 ニノside 】

俺が、やらしい言葉を吐く度に、翔は嬉しそうに優しく笑うんだ。

そんなの分かってるよ…
しかもね。恥じらう俺が好きなの♪

まあさ、実際のところ、恥ずかしいからさ、
あながち全部が演技、って訳でもないんだけど…

翔が好きだから…翔が望むのなら…

俺は何でもできるよ?
どんな顔だって…

「…ああぁ…翔…もう可笑しくなりそう…早くイレて…」

俺の言葉に、翔は嬉しそうに目を細めて、
「櫻井翔!お邪魔しま~す♪」

「もう///ばかっ…」

入り口近くにあったピンクのブルブルを奥へ押し込みながら、しょうがゆっくり入ってきた。

「…んあっ…やべっ…」

翔の顔が快楽に歪む。
きっと、ピンクの先客が、翔の先っぽを甚振ってるんだよね~?

……そんなこと言ってらんないくらい、俺だってもうヤバいから///
翔の背中に手を回し、滑らかなその肌を引き寄せた。

「…しょう…奥で、ブルブルしてるよ…」
「カズ…申し訳ないけど…俺、もうイキたい…かも」

ふふふ、可愛い…

了解🎵の返事の代わりに、
俺は孔をキュッと締めてやった。

眉間に皺を寄せた翔は、腰を前後に振り出した。

それは直ぐに激しくなる…
余裕がないのが、よく分かる。

「…あ…あっ…あぁぁ…翔…凄い…」
「カズ…ダメだ…もう出そっ…あ…あっ…」

一回逃がそうと思ったのか、翔が動きを止めて、俺の脇に手を付いたその瞬間。

ローターのスイッチを、lawからhighにしてしまったらしくって…

「ああああっ/////」
「やああぁ///」

一反休もうとした瞬間、俺達は同時に登ってしまった。

思ってたのと違う…

けど…


大慌てでスイッチを切った翔。

気まずい沈黙の後、俺達は同時に吹き出した。


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