第34章 『いつも貴方がいた』その後のふたりの生活③~櫻井×二宮~
【 翔side 】
それを使われるって分かっただけで、
さっきよりも感じてる…そうでしょ?
俺の指や舌先の刺激に、敏感に反応するカズ。
すっかり反り返ったかずの先を手のひらで包むと、カズは腰を浮かせた。
胸の粒を舌先で転がしながら、手の平で滾る尖端を優しく撫でる。
触るか触らないかの強さで擦ると、カズは足りない刺激に腰を揺らし始める。
「カズ…どう?…気持ち、イイ~?」
ゆっくりとした口調はワザとだ。
カズは俺の目を見つめたまま、何も言わない。
でもその瞳の奥に、欲情の灯を燻らせていて…
そんな顔が、俺の加虐心を煽るんだ…
「カズ…腰揺らして…足りないの?」
「……」
今にも泣き出しそうな瞳…
「強請って…カズ❤…カズの可愛いお強請り…聞きたいな~♪」
「……翔…意地悪しないで…お願い」
「意地悪じゃないよ…そうすることで、カズはもっと感じるんだもの…違う?」
恨みがましい目で、俺を見つめているカズ…
だけど…
「…翔…もっと…シテ…もっと気持ちよくして…」
カズの耳が真っ赤になった。
欲望が…もう直ぐ、羞恥を越える…
「どこをどうして欲しいか言わないと…俺、鈍いから分かんないな~?」
「…翔…」
「カズ…さあ、言って…」
ゆらゆら揺れるカズの綺麗な瞳に、俺が…俺だけが映っている…
「…俺のを…もっと…強く擦って…後ろのお口に…さっきの…イレて、欲しい…」
言い終わったカズの目尻から、涙が零れ落ちた。
「…いやらしいお願い…ちゃんと言えたね❤」
「もう~///翔のバカッ…」
カズが俺の首にしがみ付いた。
……可愛い俺の奥さん…
ちょっと意地悪が過ぎたかな~?
あ、別に相葉くんとベタベタしてたお仕置きって訳じゃないよ~?
あれはあくまでも、お仕事…だからね(^^;
↑言い訳するところが、怪しいんだよ(-_-;)
↑あれっ?分かった~??