第33章 『君が好き scene2』~松本×櫻井~
袋を揉みながら、蕾を広げるように刺激し、頃合いを見て、その中に指を潜らせた。
「...んんっ///」
一瞬硬くなったソコは、直ぐに蠢き始めて、俺の指を奥へと咥え込む。
その先の快感を知ってる身体は、頭で考えるよりも素直な反応を見せるんだ...
「翔くん...勝手に指が、引き込まれてくんだけど」
「...あっ、だって..」
俺の言葉が、翔くんを昂らせること、
ちゃんと分かってっからね~
引き締まった腰を抱え、中を広げる様に指を動かすと、翔くんが小さな声で鳴く。
....えっと~...しょおくんの..すきな...とこ、は~...っと
「あ、やっ///潤..」
翔くんの腰が一瞬跳ねた。
「あった♪翔くんのイイトコロ❤」
「...潤...ダメダメ...ソコ...おかしく、なる」
また、ダメってさ...(^^;
さっきより脚広げてんのは、誰ですか?つ~の(^^)
「いいよ...俺しかいないから❤おかしくなっても~」
「だってぇ...」
翔くんがうだうだ言ってる間も、俺は翔くんの気持ちイイところを重点的に擦り上げ...
翔くんは矯声を上げながら、次第に脚先に力が入る。
「...潤..もっと..ああぁ...
もっと..ソコ..もっとしてぇ..」
「こう?...ここ??...」
「ああっ、ソコ、ソコ、気持ちイイ...潤」
そこで一端手を止めると、
とろんとした焦点の合わない目で翔くんが、じっと俺を見つめる...
綺麗な、黒曜石みたいな大きな目...
「翔くん...次は?どうするの?」
「...潤の...意地悪...」
「聞きたいんだよ...翔くんの口から、やらしいお願い❤」
俺を見つめていた黒曜石が、ゆらゆら揺らいで、
やがて大粒の涙がひとつ、零れ落ちた。