第33章 『君が好き scene2』~松本×櫻井~
【 潤side 】
「ふふっ、なんか、真っぱよりもエロいよね~」
そう笑う翔くんが、もう俺には女神にしか見えない///
真っ白な揃いのバスローブを纏い、
俺たちは手を繋いだまま、ベッドに腰を下ろした。
ローブの下は、相変わらずのはみ出しそうなアレ...
先に進みたくってもじもじしているソレは、ちょっと無視して、俺はゆっくりと翔くんの頬に手を伸ばす。
そんな俺をじっと見つめる翔くんの大きな目が熱を帯びて潤んでいる...
「翔くん...」
「...潤」
「...何で翔くん、そんなに可愛いの?」
「だ~か~ら~、可愛く..」
俺は頬の指をすると滑らせて、魅惑的な紅の上で止めた。
「俺が可愛いって言ったら可愛いの!翔くんは、誰がなんて言おうが、絶対に可愛いの!」
「...潤...」
翔くんが手を伸ばして、俺の唇にそっと触れた。
「...キス...して」
( ̄▽ ̄)...翔くん!
その顔、もう犯罪だよ~?分かってんのかな?
俺は、翔くんの顎を少しだけ引き上げ、大きな目が伏せられるのを見てから、その花びらのような紅に、自分のを重ねた。
ゆっくり啄みながら、背中を引き寄せると、
翔くんの手も俺の背中に回る。
あああああ///
この瞬間はいつも、頭の奥が痺れたようになって、何も考えられなくなる...
翔くんが好き...
それ以外は、何も...
だんだん激しくなるキスに、お互いの息も上がる。
「...んふっ...じゅん..すきだよ...」
「翔くん...大好き...」
俺の背中を撫でる翔くんの手が、腰に回り、俺達の身体はさっきよりも密着する。
ゆっくりと、翔くんの身体をベッドに倒し、上から見つめると、翔くんは、ほんの少し微笑んだ。
言葉なんかいらない...
それが合図だから...