第33章 『君が好き scene2』~松本×櫻井~
「翔く~ん!お風呂準備できた..あれっ?」
でもそこには、翔くんはいなくて...
「翔...くん...?」
寝室を覗くと、翔くんがクローゼットで何か探してる。
「あった!!これ...」
翔くんが笑顔で引っ張り出してきたのは、ごく普通のショップの袋。
「何?それ...」
「この前、相葉くんに貰ったの、忘れてたんだ..」
そう言って翔くんが差し出した袋を開けると、中には何やら小さな二色の布が...
翔くんの顔をチラッと見てから、そっとその布を出してみると...
「あ~、これって..」
それは赤と紫のパンツ...しかも所謂Tバック。
もっと説明するなら、布の面積もかなり小さい。
↑誰に説明してんのよ?
「相葉くん...」
「折角だから、これ、履いてみる~?」
俺はこれを履いた翔くんを頭の中に描いてみた...
「潤!!」
あ、ヤバいヤバい...眩暈が///
翔くんに抱えられ、思わずその胸にしがみ付いた。
「履こう!これ...履いてみよ~❤」
がっつく俺に、翔くんは笑って、
「潤、なんか、や~らし」
と言った、俺はその目を見つめて、
「いいじゃん!やらしい翔くん、早く見たいんだもん!」
そんな俺を、翔くんが穏やかな笑みを浮かべてみている。
...幸せだな~❤
喧嘩して、泣きそうだったのが嘘みたいだよ(^^♪
↑なんなら、少し泣いてましたよね?By:作者
↑うるへ~(; ・`д・´)By:潤
俺達は、洗い場で仲良く体を洗った。
「潤、頭洗ってやるよ」
「え、あ、うん...ありがと」
翔くんが俺の髪を優しく洗ってくれる。
「気持ちイイ~♪...んで、ちょっと時々、翔くんのが、当たる~❤」
「はあ~?何言ってんだよ、スケベ!」
「ふふふっ、スケベですけど~?何か問題でも?
...じゃあ、今度は俺が洗いたい!」