• テキストサイズ

風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第6章 『甘いのがお好き』~松本×二宮~


《大野side》

毎日ドラマのロケが立て込んでて、
正直疲れてるよ。

主役だからさ、
共演者の人たちに、
気を使わないといけないから。

そういうの苦手な俺は、
メンバーとの仕事はホッとする。

そこにいつもある安心感と、
任せておいても大丈夫な、
信頼があるから.....

でもさ。

この頃急に、
『なんか、違うんじゃないかな..?』
って思うことがある...

直接聞いてみたいよ~//
気になってるからね..

でも、俺、そういうキャラじゃない、
というより、
そういうの、聞ける関係性じゃない、
っていうか、

そんなモヤモヤの相手。
『二宮和也』は、いつもと変わらない。

相変わらず、じゃれつく子犬みたいに、
俺を暇潰しの相手にする...


でも、もう来るよね...

俺が気になってるもう一人の男。


ドアが開いた瞬間、楽屋は、
...正確には、俺たち...
俺と翔ちゃんと相葉ちゃん、

3人はピリついた。

唯一変わらず、入ってきた男に、
目もくれないのは、ニノ...

俺の脇腹に手を差し込んでくる。

それを一瞥した松潤は、
ほんの一瞬眉を潜めたが、
俺たちの横を通り過ぎ、
奥までいって、大きなカバンを下ろした。


(ニノ...俺から離れろ///
いや、俺の方が立ち上がろう..)

楽屋の雰囲気を登場後、
1秒で変えた男が、
こっちに歩いてきた!

ヤバい///
殺られる/////

少し離れたところから、
翔ちゃんと相葉ちゃんが
こっそりと様子を伺っている。

(よし!)

俺がニノを振り切ろうとした、
その時だ。






/ 999ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp