第31章 『そうだ!銭湯へ行こう!』~松本×二宮~
「あの、ちょっと!...よかったら、この後入っていきます~?」
「え??いいんですか~?」
「俺もいつも、締めてから掃除の前に入ったりするんですよ~...だから、嫌じゃなかったら...」
すると、彼は両手で俺の手を掴んで、
「嫌じゃないです!掃除も一緒にしますよ!
あ~///来た甲斐ありましたよ~」
こうして。
神様だって予想できないであろう、彼と一緒に風呂に入ることになった。
......ど、ど、どうしよ~( *´艸`)
「貸し切り何て、なんか、ワクワクしますね♪」
彼は嬉しそうに鼻歌を歌いながら服を脱いでいく。
どんどん露わになる肌...昨日、目に焼き付けているとはいえ、
↑焼き付けたんかよ///(-ω-)
この至近距離は流石に...目の毒っていうか...
目のやり場に困るっていうか...
「あれ?脱がないんですか?俺、先に入っちゃいますよ~♪」
彼はご機嫌でタオルを掴んで、前も隠さないで風呂場へと入っていった。
... ...(+o+)
大丈夫かな~...やっぱ止めれば良かったよ。
一緒に裸で風呂何て///
↑風呂は普通は裸です...
服を脱いではみたものの...
「早く~!!何してるんですか~?」
中から彼が呼んでいる。
よし!!こうなったら、俺も男だ!
なる様になれだ!
昨日から、神様は俺の味方だから...
ピンチの時はきっと、助けてくれる...はず。
俺は思い切って中に入っていった。
湯船の向こう...
紫のシャツの人は、湯船に浸かって、俺をニコニコ見ていた。
彼から一番遠い洗い場のシャワーで身体を洗って、
彼から一番離れた場所から、ゆっくりと湯船に浸かった。