第31章 『そうだ!銭湯へ行こう!』~松本×二宮~
「えっと..この辺に住んでるんですか~?」
「そうですけど...?」
「あっ、いや、初めてのお客さんだな、って...」
落ち着け俺!!怪しまれたらどうするんだよ///
「まだ越してきたばっかりで。家にも風呂はあるけど、俺、大きいお風呂が好きで...」
「そ、そうなんですか?いいですよね~大きい方が。」
「明日も来ていいですか?」
えっ!!明日も??(≧▽≦)
「も、もちろんですよ!!明日も俺、番台やってるんで!」
「平日も?仕事は?」
「あ、俺、仕事はだいたい家でやって会社に行くのはたまになんで...」
「そうなんですね~...じゃ、明日も会えますね♪」
.......\(^o^)/
「は、はい!待ってます!」
軽く会釈をして、紫のシャツの人は、
↑勝手に命名しました!
爽やかに行ってしまった。
後に残ったのは、重力に負けたご婦人方と、風力に負けた輝けるじじ....
そんなことよりも。
俺は明日も番台に座ることになった。
じいちゃんは、『和也がいよいよその気になってくれた』って、泣いて喜ぶだろうけど...
もしかしたら、思い残すことはない。なんつって、そのまま....
↑やめなさい////
あ~///明日が待ち遠しいよ~(’-’*)♪
営業時間が終わって掃除をしていると、会合を終えた親父が手伝いにきた。
「急に悪かったな~。明日は俺か母ちゃんが..」
「親父!明日も俺がやるよ!」
「明日も、って、お前...」
親父が感動してるけど、そんなのはどうでもいいことだ。
「それよりさ!俺くらいの年で、超イケメンで眉毛の立派な男の人、前から来てる?」
「眉毛の、立派な~?」
「そ!誰もが振り返るくらいのすげ~イケメン♪」
キョトンとする親父に、興奮ぎみに聞いてみた。