第30章 『炭酸みたいな恋をしよう! scene2』~櫻井×大野~
【智】
感じたよ~?俺...
俺の中で、翔くんのが、何度もピクンピクンで跳ねるのを。
嬉しい...やっと。
ついに、この日が来たんだ!!
愛し合うって...どんなこと?
セックスの意味って、何?
誰も教えてくれない...
まあ、誰かに聞いてみたこともないけど...
実際、そんなこと聞けないし(^^;
お互いのを擦って、イかせ合うだけじゃ、どうしてダメなんだろ?
肌と肌を隙間なくくっつけて、温もりを分け合うだけじゃ、なんでみんな満足しないの?
心のどこかで、そう思ってたけど...
......翔くん、俺分かっちゃった♪
繋がるって...温っかいんだ。
身体だけじゃない...心が震えるほどに温かい。
ひとつになれるって...
好きな人の一部になれたみたいな...
手を繋ぐなんてレベルじゃない...
もっと深いところで繋がってる。
そんな感覚が、言葉じゃ言えないくらいの幸せを感じて...自然と涙が零れるんだ。
愛し合うって...
好きな人に愛してもらうのって...
幸せで...
満たされた気持ちで、誰よりも優しくなれる気がする。
「しょうくん...ありがと..」
「俺も...ありがとね、智くん」
翔くんの唇がゆっくりと落ちて来た。
俺の中にまだいる、愛しの翔くんの『しょうくん』
もうずっと、このままで居たいくらい///
↑何かと不便ですよ~..(^^;
翔くんのが入ったままのソコは、
まだ何だかジンジンしてるけど...
幸せの痛み、だもんね❤
翔くんの優しいキスを受けながら、
うっとりと目を閉じた...でも...
ふと視線を感じて入口の方を見ると、
ニノと潤くんが顔だけ出して覗いていた。