第30章 『炭酸みたいな恋をしよう！ scene２』～櫻井×大野～

【智】

翔くんが、俺の中に入ってきた。
初めて感じるその感覚は...

「んんんっ///」

「痛いの～？無理？？」

痛みと苦しさで、俺の顔が歪んだからだね...
急に心配になっちゃったみたい(^^;

「大丈夫だよ...気にしないで...奥に...」
「でも...」

さっき話したじゃん...
痛いのは当たり前だよ、だって初めてなんだから。

でも...それより俺は、翔くんと繋がりたいんだ。
ひとつになりたい...

こんなことだけが全てじゃない...翔くんはそう言ってくれてたけど。

こんなことも、大事なこと...だよね？

愛する人に、愛されてる喜び...
身体で、ちゃんと感じたいんだ。

この痛みが、愛ならば...たとえソコが壊れそうになっても、俺は知りたいんだよ...翔くんを。
↑そんな凄い事にはならない...だってMsizeだから...By;作者
↑(。-`ω-)うるさい///余計なこと言うな！By:翔


「...お願い..愛、して..翔くん」

そう言ったら、涙が頬を伝わった。

「......じゃあ、少しだけ、我慢してね...」

そう言いながら、唇を重ねてきた翔くん。
熱い舌が、俺のを捕まえてそっと吸い上げた。

「...んっ..んぁ..」

俺から甘い声が漏れると、翔くんのがまた少し、奥に入ってきた。

「...んんっ///...」

焼ける様なその痛みに、俺は必死で翔くんの背中にしがみ付いた。

「...ごめんね...智くん...もう少しだけ...我慢して」
「...ん..」

俺の背中をしっかり抱きしめ、翔くんが、またゆっくりと腰を進めて...

...痛いよ...でも...なんか、不思議な感覚...



「入ったよ...智くん」

えっ？ホントに？？