第30章 『炭酸みたいな恋をしよう! scene2』~櫻井×大野~
【翔】
智くんの可愛すぎる我儘で、俺達は有名な『モカソフト』を食べることに。
この寒いのに...って思ってたけど。
これがホントに美味しくて...
少しの苦みが大人の味で♪
スーパーの片隅のベンチに腰掛けて、1つを分け合って食べる俺達。
「ハイ、今度は翔くん❤」
交代で舐めるだけでもちょっとエロくって、少しドキドキしてたのに、前の二人なんかとんでもないことしてる...
全くさ。
人気がないのをいいことに...
「美味しい~?」
「うん❤...はい、どうぞ...」
ニノは舌先ですくったクリームを、そのまま潤に差し出した。
えっ???
思わずキョロキョロする俺の心配なんか、気にしてないのか、潤は、そのまま、ニノの舌を絡め取った。
(。-`ω-)
幸いに誰もいなかった...
居なかったけどさ///
「お前ら、よくやるよ、全く...外でさぁ~」
照れ隠しにそう言ってやると、ニノはしれっと、
「翔さんたちもどうぞ❤」
って。
思わず智くんを見ると、
ちょっと期待した目をしてて...
「えっ!?し、しないよ、こんなとこで~///」
「ちぇ~っ///」
ちぇじゃない、ちぇじゃ///
する訳ないでしょ!?
ここで、良識があるのは俺だけなのか?
不安な俺の気持ちを知る由もない...
いや、気付かない振りしてるだけなのか?
智くんは、食べ終わったら、俺に腕を組んできて、
「翔く~ん!食べ終わったら寒くなっちゃった~...早く別荘に帰ろうよ~❤」
って...そう言った。
......なんとなくだけど...先が思いやられる///
夕飯の材料を大量に買い込んで、俺達は別荘に帰り着いた。
「俺達、これから下ごしらえするから、二人で風呂でも入ってくれば~♪」
と潤が言った...
ふたりで...風呂...
...ヤバい///
一気に盛り上がってしまったら、
どうしよ~///(≧▽≦)