第30章 『炭酸みたいな恋をしよう! scene2』~櫻井×大野~
【智】
紅茶を飲んで直ぐに、買い物に行くことにした。
翔くん、料理はあんまし...いや、
全くできないから、もう、潤とニノの後ろにつまんなそうについて行くだけ...
そんな翔くんが、ちょっと...いや、かなり可愛い❤
俺だって、料理はほとんどしないけど、それでも翔くんよりは絶対自信ある。
だって、翔くんって
『得意料理、なぁに~?』
って聞いたとき、『麦茶』って......
麦茶って...料理...だっけ~??
その後、5分間は俺の笑いが止まらなかったことは言うまでもなく...
「なに、思い出し笑いしてんだよ~?やらしい...」
気が付いたら翔くんが睨んでた。
「えっ?俺笑ってなんかいないよ~?」
「笑ってた!!すげ~やらしい顔して...」
...翔くんてさ...
ホントに可愛い...関係が少し進む前は、
カッコいいがほとんどだったけど...
今は、可愛いの方が大きいかも(*ノωノ)
俺達には何の相談もなく、二人で買うものを決めて。さっさとレジに並んだニノと潤。
「俺達...いる~?」
笑いながらそう言う翔くんに、
「今日は、二人の合格祝いなんで🎵俺たちに任せてください!!」
潤...頼もしいぞ(^^♪
翔くんが何か作るっていうと、もう心配しかないけど、潤とニノになら安心して任せられるよ~♪
「今、俺はダメだけど、二人なら安心って思ったでしょ?」
翔くんがそう言って俺を睨んだ。
......なんで、そう全部お見通しなんだよ('ω')
荷物を分担して帰ろうとすると、そこに有名なソフトクリーム店があった。
「翔くん...あれ、食べたい...」
「えっ?この寒いのに~?」
「うん...ふたりで一個...」
俺の提案にニノも乗ってくれ、翔くんは、
コーヒー味のソフトクリームを2つ買って来た。