第1章 『優しくして』 ~相葉×二宮~
_____からの、ベッドの上。
俺はクローゼットの箱の中から、
翔ちゃんに貰った『アレ』を出してきた。
「えっ...?かず...それ..」
途端に怯えた顔になった雅紀が聞く。
「ほら、あなた、動いちゃいけないでしょ?
だから、今日は『コレ』使うから♪」
俺は、そう言って、彼の手首に
翔ちゃんの手錠を着けた。
↑確認ですけど、翔ちゃんのって...?
白くて、ふわふわなソレを、
雅紀の両手首に着けて、
その反対をベッドヘッドに
固定した。
「かず...あのさ...今日は止める?
俺、足痛いしさ...」
「あ~...そのことなら、俺が上になるから、
問題ないよ!雅紀は寝てればいいからね❤」
小首を傾げて、ニコッと笑って見せると、
雅紀の目は、さっきまでの
怯えた色はなくなり、
期待して熱く潤んできた。
両腕の自由を白い手錠に奪われ、
まな板の鯉..?っていうの?
なすがままの彼は、俺の欲情に
灯をともした。
雅紀の上に股がり、
白いバスローブの紐を
ゆっくりとほどいた。
あわせた前を広げると、
引き締まった鞭のように綺麗な身体が
ライトの下に晒された。
彼の潤んだ目を見つめたまま、
俺もバスローブを脱ぎ捨てて、
全裸になった。
ゴクリッ、と雅紀の喉がなった。
俺の舌が身体中をゆっくり這うと、
雅紀は甘い声を漏らし始める。
「...あぁ..かず..うん..あっ..」
「..まさき..気持ち..イイ?..」
「..ああ..かず..イイよ..凄くイイ..」
可愛い胸の粒を舌先で転がし、
ときどき甘噛みしてやると、
雅紀は快感を逃そうと身悶える。