第30章 『炭酸みたいな恋をしよう! scene2』~櫻井×大野~
【智】
翔くんの手が、俺のを擦ってる...
俺も一生懸命に彼のをズボンの上から上下に扱いた。
自分のしかしたことない。
こんなこと...
でも...
もっとシテあげたい...
もっと...シテ欲しい...
こんな気持ちになったのは初めてで...
恥ずかしいけど...
俺の中に眠っていた何かが、俺を強くつき動かしていた。
......その先へいきたい...
その先を...知りたい...
翔くん...
君の全部を知りたいんだ...
気が付いたら、翔くんの手が器用に俺のズボンのボタンを外して、ファスナーを下げていた。
「翔くん!...」
「智くん...直接触りたい...俺のも...ね❤」
「......うん...俺も...触りたい...」
俯いたまま、やっとそう言うと、
「じゃあ、ズボン脱いで...俺も脱ぐから...」
......ふたりで、一反身体を離し、ズボンとパンツを脱ぎ捨てた。
翔くんは長めのシャツを着ていたから、脱いでもよく見えないのに、俺は普通にTシャツだから、下を脱いだら、一気に真ん中んのが飛び出した。
恥ずかしいほどに勃ち上がっているその先からは、もうせっかちな汁が滲んでて...
俺は恥かしくて、思わず顔を覆ってしゃがみ込んだ。
「智くん...」
翔くんに肩を抱えて立たされると、翔くんは俺の目を見ながらゆっくりシャツのボタンを外して、肩から落とした。
......久々に見る筋肉質の翔くんの裸...
合宿や遠征の風呂とかで見たことはあったけど...
...でも...
見たことないのは...
その真ん中で、腹に付きそうなほど反り返った『しょおくん』...
その先っちょは、俺と同じに濡れていた。