第30章 『炭酸みたいな恋をしよう! scene2』~櫻井×大野~
【翔】
智くんが、俺とのキスで甘い声なんか出すから...
俺のは一気に反応しちゃって///
デニムの中で窮屈になってた。
いつもならばそれに気付かれないように、腰まで密着させないようにしてたけど。
今日は...
智くんの方からくっ付いて来るから。
なんか俺も歯止めが効かなくって来て...思い切って誇示するように押し付けてやった。
顔を覗き込みながら
「同じだね...」
とそう言ってやると、智くんはもっと真っ赤になった。
......ねえ、智くん...
先に行っても、いいの?
俺今日...足枷、ないんだよ~
狼になっても...いいの?
......そっと手のひらで硬くなってる智くんのを包んで上下に擦った。
「あ...やだ...翔くん...ダメだよ」
腰を引こうとするから、俺は逃げないようにその腰を引き寄せ、
「俺んのも...触ってよ...」
と言った。
一瞬驚いたように目を見開いて俺を見た智くん...
潤んだ目で、暫くじっと見つめていたけど、その目を恥ずかしそうに伏せながら、
綺麗な手を伸ばして、俺のを触った。
「...翔くんのも...おっきくなってる...」
智くんが触ってくれた...その瞬間、俺の中で残っていた理性が、もろくも崩れ去った。
少し乱暴に唇を奪い、手で智くんを刺激した。
「..あぁ...しょおくん..やっ..」
「智くん...好きだよ...俺のも..もっとシテ...」
「...うん...こ、こう?...」
智くんの手も激しくなり、俺はパンツの中で先走りが滲むのを感じた。
......智くん...
欲しいよ...
やっぱり、好きだから...
ひとつになりたい...