第29章 Happiness~櫻井×二宮~
「失礼します。」
かずはそういうと、ローブを全部取り去った。
彼の目に晒されただろう、全裸に近い背中を想像して、俺は思わず赤くなった。
「オイルを塗っていきますね~♪」
背中にトロリとした液体がかかり、かずの手がそれを広げるように塗っていく。
「あっ、温っかくて..気持ちいいです...」
「そうですか?オイル、温めておいたので。」
「あー、それでか...」
かずの柔らかい手が、俺の筋肉に沿って滑る。その絶妙な力加減が、ホントにいい気持ちだ...
「今日は翔さんみたいな、若くてカッコいい人でよかった~」
マッサージしながらかずが言った。
「カッコいいとか...嬉しいな~、ありがと。じゃあ、いつもはそうじゃないの~?」
「いろいろです。結構年配の方も多いんです。」
「へえ~、そうなんだね」
エロじじいが、こんな子どもみたいな可愛い彼に、やらしい事させてんのか~?
全く、犯罪だな、それ...
↑お前も同じだけど~(^^;
......
....
かずの手が俺の背中から、脇腹...
なんか、くすぐったくもあり...か、感じる...というか...
ヤバいなこれ...
そう思っていると今度は、オイルを足して脚に移動した。
ふくらはぎをゆっくり揉み解される。
「かず...ほんと、上手...」
「え~?嬉しい!俺、翔さんのために張り切っちゃいますよ~♪」
丁度いい指の力が、俺を解していく...
ふっくら温かい手は太腿へと移り、
「足開いてください、翔さん...内側もしますので」
「あ、はい...」
オイルを足して、彼の手が太腿を滑り、
内腿と、脚の付け根に...
「あっ...」
(;一_一)......ヤバい!変な声出ちゃった///