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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第28章 『抱きしめたい』~松本×相葉~



...可愛い...(#^^#)

いつもはカッコイイ雅紀が、こんなセーラー服着てるからだけじゃないよね?

俺に抱かれる、って...それだけで、もうなんか、いつもとは違う色香を放っているし...

「俺...シャ、シャワー、してくる...」

どうしていいのか分かんなくなって、慌てて立ち上がった俺に、雅紀も俺の前に立って、

「いいから...直ぐに抱いて...」

ヾ(≧▽≦)ノ マ――ジ――カ――///


「で、でも」
「だって、ドキドキして、待ってる間に俺、どうにかなりそうだもん...だから..」

「雅紀!!」
俺は、おさげの雅紀を、引き寄せて抱き締めた。


今夜...
俺は、雅紀を抱く...

思いもかけなかった出来事に、テンションがもうおかしいレベルだ。

俺は雅紀をベッドに座らせて、真っ赤な顔を覗き込んだ。


「...雅紀...優しくするから...」

「...うん...」

微かに震える雅紀の肩を引き寄せて、そっと唇を重ねた。

何度も重ねてきた行為のはずなのに、何だか初めてみたいにドキドキした。

始めは擦り合わせただけだったけど。
その唇が震えているのが分かると、何だかもう欲情を抑えられなくなった。

強引に唇を抉じ開け、舌を捩じり込むと、雅紀もそれを絡めとってくれた。

頭の後ろを引き寄せて、激しく咥内を貪ると、
粘着質な音が部屋に響いて、それも俺を昂らせた。


しばらく雅紀の咥内を堪能し、そっと手を首から下にずらすと、モスグリーンのセーラーの襟に手が触れた。

......よく、見てなかった..(-""-;)


考えてみると、いろんな事に全然余裕がなくなってて、雅紀のキュート過ぎるセーラー服姿、堪能してないし!
それに、写メも撮ってない!

このまま脱がせる訳にはいかないって、
俺は気付いた。


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