第28章 『抱きしめたい』~松本×相葉~
「あのさ、ほら!そういう事ってさ、あの、俺達の...その問題っていうか...だから..」
攻撃と守備とかいうけど、野球じゃないし...
もう俺は動揺を隠しきれなくて、何を言ってるのか分からない状態な訳で...
↑それ、結構いつもですよね~By:作者
↑うるさいんだよ!!By:雅紀
「この間、松潤と一緒にレコーディングが重なったからさ、飯、食ったんだよね~
その時に、『相葉くんのこと抱きたいって思わないの?』って聞いたんだ、俺♪」
はああぁ~??
そ、そ、そんなこと、勝手に質問してくれて!!!
「んでっ!?じゅ、潤は、何だって??」
↑力一杯食いついてるよね?(^^;
「え~?あ...そりゃあやっぱ、男だからね...ってさ」
......潤が、そんなこと...
「あんな何でもポンポン言えてそうなのにな~...相葉くんには言えないなんて、可愛いじゃ~ん♪」
翔ちゃんはそう言って楽しそうに笑ったけど、俺はもう、頭ん中、プチパニックだったよ(>_<)
それから、話は進み。勿論大宮も一枚噛んでくるわけで...
「俺さ、相葉さんに似合いそうなセーラー服見つけたんだよね~!」
「あ~、あれね♪そう言うことなら今すぐ買わなきゃ!!」
ということで、シナリオはあっという間にまとまり。
俺の意思はもう、100%無視状態...
翌日届いたのが、清楚の欠片もない、やらしいだけの、セーラー服...
それを3人がかりで着させられて(≧▽≦)
そして、今、こうしてここに居る...と言う訳。
「雅紀...すげ~...超可愛い...」
ハート型の目をした潤に、俺は嬉しい反面、急に緊張する訳で...
この後、俺は、潤に...
......この格好の俺を見て、潤はそのことに、気付いてるんだろうか??