第4章 『Crime and Punishment』 ~?×?~
「..ぁっ..ん..んんっ..あっ..」
彼の矯声に押されながら、
用意しておいたローションを開け、ねっとりしたその液体を指に纏わせ、
そっと、彼の蕾に触れた。
潤の反応を見ながら、回りを丁寧に解し、
そっと中に指を潜らせる...
「...んんっ////」
潤の顔が一瞬歪むから、
「...痛い..?」
そう声を掛けると、
ニッコリ俺に笑顔を向けて、
「..大丈夫...平気だよ..」
と言った。
その顔に、俺の庇護欲が沸き上がり、
思わず彼の身体を抱き締めて、
唇を落とした。
指で中を広げるようにしながら、抜き差しすると、そこからクチュクチュという、卑猥な音がしてきた。
「..やだっ...しょお..」
真っ赤になってる潤に、
「..もう..イレても...いい..?」
そう聞くと、
「いいよ...早くしないと..
...もう..俺..出ちゃいそうだよ...」
って....
その言葉に、キュンとした俺は、一気に股間に熱が集まるのを感じた。
用意した避妊具を、慣れない手つきで何とか嵌めて、ゆっくりと差し込んだ。
ソコは凄く狭くて、キツかったけど、たくさん付けたローションのお陰で、何とか中に進んでいけた。
腕で顔を隠す潤の、一生懸命、俺を受け入れようとしてくれる気持ちが嬉しくて、
......
...........
「..繋がったの?...」
腕の隙間から俺を見て、潤が聞くから、
彼の身体を抱き寄せ、
「奥まで入ったよ...ありがと..潤..」
耳元でそう言うと、
「翔...好き..大好き..」
と言った。
俺は、彼を抱く背中の手に、
力を込めて言ったんだ。
「....潤..好きだよ...」