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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第21章 『ぽけっとの中の秘密』~大野×二宮~


【ニノside】

智が俺を組み敷いて腰を振ってる。
あんなに汗かいてさ。

「..あんっ...ソコ...すごい...」

「...ここか?..ニノ..ここが..いいの?..」

俺がイイって言ったから、もうおじさん、張り切っちゃって、ソコばっかり攻めてくる。

「...あ..あぁ..さと..イきそぅ..」

「..ニノ..好きだ..んあぁ...俺も...でそっ」

「..さとし..キス..して❤」

俺のお強請りに、智は俺の身体を起こして、
胡坐の中に抱き留めた。

下から激しく突き上げられて、ほんと...マジでやばいからっ///


熱い『さとしくん』が俺の奥を掻き回して暴れ回り、ふたりの間でゆらゆら揺れる俺のからは、次から次へと雫が溢れだした。

噛み付くように唇を重ねながら、
俺たちは繋がってる。


「...ああぁ..智..出ちゃう..でるっ///」

俺の吐き出した欲が、彼の綺麗な胸筋を伝わって流れると、智も後を追うように、俺の中に吐き出した。


....息も荒く、ピクピク震える俺の身体を、智はきつく抱き締めた。


.......愛し合えるって、繋がり合えるって、
こんなに幸せなことなんだ...


疲れてるときの2回目には、『またぁ..』と突っ込むこともあるけど。

こんなことがあって気付いた。

普通に愛し合えるのって、幸せなんだって。


もしかしたら、明日、何か不測の事態が生じて、 肌を合わせることが出来なくなるかもしれない。


....これからは、いつも俺の精一杯で、
智を愛したい。


余韻に浸ってるのに、
そんな俺を四つん這いにして、智はまた、腰を抱えた。


.......にしたってさ。
揺らぐぜ///俺の決心....

それにおじさん。
あの媚薬、まだ効いてるんじゃないのかよ///



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