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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第21章 『ぽけっとの中の秘密』~大野×二宮~


【智side】

「あ~、これ旨い!...旨いけど辛いね~後から来る!」
辛いのがあんまり得意じゃないニノは目をしばしばしている。

「この豆が入ってるやつも旨いよ~、ちょっと辛いけどね!」

「あなたのちょっとは当てになんないから!味音痴だしさ~...」


ニノの言葉に、少しふくれて見せたけど、
まあ、否定はしない。

「あ、このサラダ、翔ちゃんダメだね!」

ニノが食べているのは、緑の葉っぱが乗ってるやつで...翔ちゃんが嫌いなパクチーが山のようだ。


俺たちはメンバーの話をしながら、楽しく本場のカレーを堪能し、帰りに3人へのお土産を選んだ。

翔ちゃんには、『ヒマヤラの塩』
相葉さんには、『ミッタル・ティー』
松潤には、『アーユルヴェーダ系コスメ』

喜んでくれるかな~...


ホテルに帰って部屋に入ると、俺はベッドにダイブした。

「あ~///やっぱいいな~♪こっちの方が!」

「夕べはタオルの上だったもんね~」
ニノがそんな俺を見て笑っている。

俺は唇を尖らせて言った。
「俺ならどんなちっこくなっても、ニノのこと抱き締めて眠るけどな~('ε'*)」

「だってさぁ、潰しちゃったら、洒落になんねえもん!」

そんなニノをジロリと見た俺は、ベッドの上に仁王立ちして、

「よし!!今夜は思いっきりヤルぞ!」
と言ってやった。


その後、シャワーで身体を洗ってから、部屋ん中に普通にあるバスタブに二人で浸かった。

俺の胸に凭れるニノを、抱き締めることができる。

これって、当たり前に思ってたけど、
すんげ~幸せなことなんだな~。

って。
そう分かっただけでも、今回のことは、無駄じゃなかった!!
↑前向きだよね~...驚くほど///


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