第21章 『ぽけっとの中の秘密』~大野×二宮~
【智side】
松潤が持って来てくれた服に着替えた。
俺と同じくらいの身長の、くまのお父さんが着ていたやつ。
サイズはぴったりだったけど、これじゃ、牧場主みたいだ。それに、パンツがなくて股がスースーする。
...まあ、贅沢は言えないけど(-_-;)
そして。
空が白々開けるころ。寝ていた俺をニノが起こした。
↑この非常時に寝てたのかい!!
「分かったよ、ヒマラヤのふもとで戻す薬を作ってるって!」
ヒマラヤ~///そんなとこ、一体どうやって行くんだよ~?
「俺、行って来る!」
「大丈夫?一人で...」心配顔の相葉さんに、
「平気、智がいるから!ね?」
そう言ってニノは俺を掴んでポケットに入れた。
マジかよ?
ぽけっとから顔を出すと、他の3人が心配そうに俺を覗き込んだ。
「まあ、頑張れよ!!」
「健闘を祈る!」
「お土産買って来てね~」
って...
おまえら~///薄情なやつらだ!
↑元々お前が変な薬飲んだりするからでしょ?
翔ちゃんがニノの飛行機を取ってくれ、
俺たちは表向き、ニノの一人旅って感じで、その日の夕方、インドへ旅立った。
「ニノ~、俺ずっとここにいるの~?」
「じゃあ、出て来て隣座る?」
「......いい、このままで('ε'*)」
その日は一旦ニューデリーで一泊することに。
ホテルの部屋に入り、やっと緊張から解き放たれた俺たちは、シャワーをすることにした。
指先でニノが洗ってくれる。
「くすぐったいよぉ〜」
.....あ...勃った..
「出してやろっか?」
「えー?どうやんだよ〜..」
彼は2本の指で硬くなったソレをそっと擦った。
「..ぁ..ぁ..ぁ..でちゃうよ..ぁ..イクッ//」