第20章 『美味しく召し上がれ』〜二宮×櫻井〜
二人ならまだしも、小さい子がいるんじゃ、火の気のないおんぼろアパートで雑魚寝、って訳にもいかないから、
俺は二人を連れて、マンションに戻ってきた。
「へえ..ここが新しい家〜?凄い広くて豪華だね〜♪」
...いやいや、全く普通だけど。
しかも、子どもいるなら、もっと広い方が...
しょうや→翔也は翔くんの腕の中で、
すやすやと眠っていた。
....ヤバイ....可愛い....
翔くん以上に愛しい存在なんか、この世の中にあるわけない、って、そう思ってたけど。
出会って数時間で、
なんかもう....かなり愛しい...
だって、こんなに可愛い顔した赤ちゃんって、今まで見たことない...テレビのCMに出てる赤ちゃんなんか、足元にも及ばないレベルだ!
↑もうすっかり親バカ///(-_-;)
翔也の寝顔を見てる俺に、翔くんが、
「ニノ...やっと会えたのに..俺のことも、少しは、見てよ...('ε')」
(*≧∀≦*)だよね、だよね〜!!
あったり前田のクラッカーってな!
↑古くて誰にも分からんやろ..(^^;;
「翔くん...おいで❤」
俺の腕に、凭れてきた翔くん...
.....つーか、翔也が邪魔で、ぎゅ〜って出来ない...
↑おいおい!さっきまであんなに...
「翔也...ベッドに寝かす?」
「...うん..」
見つめた翔くんの目は、もう艶めいていて。
...おっ、俺だってさ!!
どんだけ我慢してたと思ってるんだよ?
↑まあまあ、落ち着いて...
ずっと左手が恋人。
↑俺の場合、左利きなんで...
↑いらんわ!!その説明////
翔也をベッドに寝かせて、
その頬にキスをする翔くんを後ろから抱き締めた。