第20章 『美味しく召し上がれ』〜二宮×櫻井〜
俺たち3人は、そこでかなり出来上がって、
二次会と称して、カラオケボックスに来ていた。
個室になったからって、
急にイチャイチャする目の前の二人に、
いささかウンザリ顔の俺...
でも、お二人さんは、まったく気にしないのか、気付かないのか...チュッチュ、チュッチュ始めやがった...
始めはほっぺとかにふざけてしてた程度だったのが、
今や、もう、舌イレてるんだけど...
......
.........それにしても。
なんかさ、エロいんだけど(-"-)
俺はもう、ふたりのことは無視して、
歌いたいヤツを入れて、勝手に歌ってた。
そこに着信が...
『あっ!翔くんだ!!』
慌てて、歌を止めて電話に出ると、
『ニノ~?今どこ??』
「今、カラオケ...相葉くんたちと一緒」
『今日やっぱ、そっち帰ってもいい?』
「えっ?マジで??いいに決まってるよ~」
『じゃあ、俺今すぐ、帰る..』
「あ、もしもし?ニノの彼女さんですか~?俺、相葉雅紀で~す!ニノにはいつもお世話になってまぁす🎵」
今の今まで、そこでクチュクチュやってたはずの相葉くんに携帯を奪われて、
「ちょっと///ふざけんなよ~返せって///」
「よかったら、ここに来ませんか~?一緒に飲みましょうよ♪」
「おまえ、ふざけんなよ///」
......結局さ。翔くんのこと呼び出しやがった!!
で...
「ねえ、ニノの彼女ってさ...男の子じゃん❤」
「だから??」
「...へぇ~...(*^-^*)」
......何だよ?悪いかよ??
お前たちだってそうだろうが...そんな、かまぼこみたいなやらしい目で俺を見るな///
「た~のしみ🎵ね~智❤」
「ふふっ、そだね...」
......マジかよ///(´・ω・)