第20章 『美味しく召し上がれ』〜二宮×櫻井〜
お酒が進んで、いい感じに酔ってくると、
目の前のホモたちが気になって来た...
↑お前もな!!
「ねえ、ふたりってさ...その...夜とかさ..」
あ―――///改めて聞くと、こっ恥ずかしいんですけど///
↑じゃあ、聞くなよな~...デスヨネ~
「...ふふふっ、ニノ、興味あるの~?」
相葉くんが、エロい目で俺のこと見てる。
「いや、別に、興味って言うか...そんなんじゃ..」
「前は、話すとすげ~嫌な顔してたのに..」
そうだったかな~?そんなことは...まあ、あるかもな~('_')
「もちろん、智が『ネコ』で、俺が『タチ』だよ...」
聞きもしないのに、ドヤ顔で相葉くんは言った。
猫??...たち?
何だそれ??
思考が停止した俺に、智くんがこっそり耳打ちした。
「つまりね、セックスの時、イレるのが雅紀で、受けるのが俺...って事...」
.........セッ、セッ...セックス...って///
↑まあまあ、落ち着いて...
あまりにリアルすぎるその言葉に、
俺の頭の中で、相葉くんにズコズコ突き上げられてる智くんが浮かんで...浮かんで...
「ニノって、可愛い~...」
智くんにそう笑われて、俺はもう真っ赤になった。
そうか...
そんなふうに呼ぶんだ...その世界では...
じゃあ、まあ、俺が『たち』で、
翔くんが、『ねこ』...だよな...
さっきのズコズコやってた相葉&智が、
いつの間にか、俺と翔くんに変わってて。
俺はまた顔が熱くなってきて///
残ったビールを一気に飲み干した。
「今度、ニノの彼女に会わせてよ~」
そう言う相葉くんに、適当な返事を返しながら、もう俺は翔くんに会いたくて仕方なくなってた。
たった1日会えないだけ、なのにね...