第20章 『美味しく召し上がれ』〜二宮×櫻井〜
「すっ、すっ、...スルって、何言ってん///」
「くすっ..落ち着いてよおぉ~🎵」
落ち着けって、こんな状況で落ち着けるわけないでしょ?
翔くんは、ふんわり笑って、
「俺は、いいよ~...会ったときから、ニノのこと好きだな、って思ってたし...」
「好き...って、いや、その、でも、スルって言ったってさ...ほらっ、俺、男だしさ...」
「知ってる🎵さっき見たもん❤立派だった(^^)」
......チーン(-ω-)/
「心配しないで?俺、男の子好きだし...ニノも好きだし...なんの問題もないじゃん♪」
「いや、ほら...問題って言うか、俺ら、さっき会ったとこだしさ、その...」
「会ったばっかだと、ダメなの~?」
翔くんは、そう言いながら、俺の前で、躊躇いもなく、俺がさっきお貸ししたお洋服を、バンバン脱いでいき...
......出してやった、新品のブリーフも脱ぎ去って、つるんとゆで卵みたいな肌を俺の前に晒した。
...もちろん.....顔の割に立派な『しょうくん』も。
ブチッ///
俺の頭の中で、理性という名の糸が、大きな音とともに切れた。
「翔くん!!」
俺は、目の前のゆで卵を、すっぽりと抱き締めた。
俺、男いけるのか?
男とヤレんのか?
俺の中の素朴な疑問は、翔くんを抱き締めただけで、ぐんぐん変化を遂げる『ニノちゃん』が、見事に打ち破ってくれた。
....初めて知ったよ。
俺ってば、男相手でも、ちゃんと勃つんだ...
自分のそんな新しい一面は、俺の気持ちをどんどん昂らせた。
「...ニノ...キスして❤」
耳元で囁かれた俺は、
翔くんの腕を引いて、ベッドに押し倒した。