第17章 『誰にもあげないよ!』scene2 〜大野×松本〜
見えなくても分かるよ...
智の表情、潤んだ瞳...唾液で光った唇...
俺を見つめる、優しい眼差し...
「さとし...もっと...もっと、頂戴...」
クスッと少しだけ笑って、智は俺の首筋に唇を落とした。両手をバンザイした状態で受けるその刺激は、一気に脳天まで駆け上がる。
「..ん..ゃ..ぁ...」
思わず漏れる声に、智は嬉しそうに、
「我慢しないで..もっと聞かせてよ..潤の感じてる声🎵」
智の舌は、生き物みたいに俺の身体を這いながら、
胸の先の、敏感な粒を弾きだす。
「んああぁ///」
反射的に仰け反る背中を、智は抱き留める。
そのまま、吸ったり噛んだりしながら、
執拗にそこばかりを攻め立てるから、熱を集めた下半身の中心からは、ダラダラと雫が溢れだす。
「智...反対も舐めて...」
もう...(≧▽≦)
俺の理性...どこに行ったんだよ///
「潤、可愛い❤」
俺のリクエストに応えて、彼は二つの粒を交互に舐め、空いている方は指の先で捻りあげる。
「..あっ..やめて...智..それ..
..無理..ああぁ..もう///」
堪らず身体を捩りながら、もじもじすると、
「...潤..触って欲しいの?」
澄んだ優しい智の声に、
もうすっかり落ちている俺は、何の躊躇いもなく強請るんだ。
「お願い...俺の...舐めて...」
......以前なら、信じれない言葉が、ぽろぽろと零れ出る。
智とこうなる前は、こんなこと、言ったことない...
「もう!!!俺、壊しちゃうよ///潤のこと///」
そう言って、智は俺の両脚の間に、割って入ってきた。
......早く...早く舐めて欲しい//////