第17章 『誰にもあげないよ!』scene2 〜大野×松本〜
「今回はさ~、そんなに出してないつもりよ~?
上も脱いでないしさ!」
...そうだな~確かに今回は、
まあ、今のところかもしれないけど、
シャツのボタン、外してない...
松潤ファンだけでなく、
会場を絶叫させるあの露出がない...
「まあ、俺的には、よかったけどね~」
そう言いながら、潤の耳朶を触ると、
過剰反応する...
......かっ..可愛い( *´艸`)
「...なんで、俺的に、よかったの~?」
こいつ、分かってるくせに、聞きやがる...
言って欲しんだろ??
「だってさ、これ、俺んだから、やたらと見せてもらっちゃ、困る訳♪」
そう言いながら、俺は潤の乳首あたりを人差し指で突っついた。
「やぁっ❤」
......やぁっ❤じゃね~って///
もう、また、勃たたすぞ!こらっ///
↑いったい何の脅しなの??
「でもさ...言わせてもらっちゃうけど~」
「なっ、何だよ..」
身構える潤に、俺はちょっとこんなとこでしか言えない、演出上の文句を言ってみる。
「あの〝DRIVE”...助手席の翔ちゃんが潤の彼女みたいなんだけど...」
「あれは、だって..」
「あれ、お客さんがキャーキャー言ってんのは、二人の感じがどう見たってデートみたいに見えるからだし!!」
口をすぼめて拗ねモード全開の俺。
「まあ、そう言うの狙ってんのも、実際あるし...」
「翔ちゃんと潤はデートっぽくて、後ろの俺ら3人は、どう見ても、ひな壇のガヤ芸人だもん(-ω-)」
ほんとに。
サプライズの花火観てるとこなんか、もう、はっきり言ってイラッとするし///
「智...」
「何??」
「や・き・も・ち」
「.........」