第17章 『誰にもあげないよ!』scene2 〜大野×松本〜
「もう...ゆる..して..
...じゅん...ヒ~..ヒ~///」
...はっ、腹が痛てぇ~よ...ヾ(≧▽≦)ノ
潤がくすぐるのを止めて、俺のことじっと見てる...
......
「おかえり、潤❤」
「ただいま、智❤」
潤が、俺の唇に、ちゅっと可愛い音だけ立ててキスをして、直ぐに離れたから、追いかけようとしたら、
「また、髪乾かさないで、寝てたでしょ?」
って...
「いいじゃん、もう大体乾いたし..」
「それじゃ、ダメなの!!すぐ乾かさないと、
髪って痛むんだから///」
...一体いつからカリスマ美容師になったんですか?って話///
「ビール飲む?それとも先に風呂入る?」
俺は、そんな潤のお小言はしれっとスルーして、
冷蔵庫に向かいながら聞いた。
「会場で入ってきたから風呂は後でいいや~。智~..俺にも、ビール🎵」
「はいはい、そのつもりだって!」
俺は缶ビールを2本持って来て、潤に手渡しながら、
隣にくっついて座った。
「「お疲れぇ~///」」
俺たちは、缶を少し上げて乾杯してから、
よく冷えた液体を喉の奥まで流し入れた。
「「くぅ~~///」」
程よく疲れた身体に、アルコールが沁みるぜ~♪
「つまみ、作ろうか~?」
「いいよ...早めに寝るし..」
まあ、実際お腹も空いてないし。
すると潤が、改めて膝を俺の方に向けて、
「さて。続きやろっか?」
...続き??何の続き?...
キョトン顔の俺に、潤は、
「なんで、コンサート中なのに、おっ勃ててるんですかぁ~??」
「それは、MJの色気がダダ漏れだからで~す!」
「......漏れてた??」
「うん...もう、たっぷりと❤」