第17章 『誰にもあげないよ!』scene2 〜大野×松本〜
「なっ///なんだよ~」
それは潤だった。
ちょっと怒った顔してる。
ただでさえ濃い顔なんだから、そんな顔するとさ..
「智!!なんだよ、あれ??」
俺なんか、潤を怒らせるようなことしたかなぁ~?
あれのことかな~?あっ、それとも、あれか?
↑そんなに、思い当たるんかい///
あれこれ考えていると、
「ちょっと、勃った、って、何?」
...あ~、それか?
「だって、ホントのことだもん♪」
「もんじゃね~よ///そう言うこと、普通言う??」
「なんで?潤しか聞こえないんだからいいじゃん!」
「そ~言うこと言ってんじゃ..」
すると、翔ちゃんが後ろを通り過ぎる。
「痴話げんかは、お家でお願いしま~す♪」
って...わざと、聞こえるように言いながら行ってしまった。
相変わらず、肩、撫でてんな~...
↑オイッ///
「....」
「.....」
俺たちは顔を見合わせた。
「今夜、俺ん家、来いよ!」
「え~...潤、また打ち合わせで遅くなるんでしょ?」
「できるだけ早く帰るから!!い~よな??」
「.........分かった..」
そんなおっかねえ顔したら、
絶対ヤダって言えね~し(-"-)
俺は、簡単にシャワーを済ませ、
マネージャーに潤のマンションに送ってくれるよう言って、車に乗った。
......なんか、怒ってるけど...
まあ、いいかっ♪
どうせ最後は絶対許してくれるし(^^♪
ツアーの中日なのに、
潤が家に来いってことは、
まあ、結局、そう言うことだよな~...❤
......(≧▽≦)
俺は、あんなことやこんなことを考えながら、
潤が帰ってくる前に済ましておこうと、風呂を入れた。
そして、潤の好きな入溶剤を入れた。
...よし!準備完了🎵