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風 ~抱き合いながら~ 【気象系BL】

第16章 『紅葉見に、いこ〜よ〜 ♪』〜相葉×大野〜



俺は、その『面白いこと』っていうのが知りたくて、大ちゃんを起こした。



事情を呑み込めないままの彼の手を引いて、
俺たちは大浴場にやってきた。

こんな時間だから...中は、シ~ンと静かだった。


「平気?大ちゃん..」

「うん..ちょっと腰が痛い...」

「ごめんね...中で、揉んでやるよ...」

「揉んでも、もう何も出ないよ~?」

「......(-_-;)...ばかっ///」


笑いあった俺たちは、仲良く並んで浴衣を脱いだ。

ふと見ると、大ちゃんの胸に、朱い花が二つ、
並んで咲いてて...

「これ❤」

俺が指差すと、大ちゃんはにっこりして、
相葉ちゃんも...って。

いつ付けられたのか、気が付かなかったけど、
鎖骨の下にやっぱり二つ、朱い花が並んで咲いていた。

「いつの間に~?」

自分が着けたことは置いといて、こんな見えそうなとこに着けたことに、ちょっと抗議してみた。

...でも...


「ふふっ、実は、ここにも❤」

大ちゃんが指差すところ...
右太腿の内側。


「そこなら、目立たないでしょ?」

「......(;・∀・)」

言葉をなくして、赤くなった俺の手を引いて、
口笛拭きながら、大ちゃんは風呂場に入っていく。



「おおお!!すげ~!貸し切りじゃん♪」

大ちゃんは喜んで、身体も洗わず、風呂に跳びこんだ。


俺は、急いで身体をざっと流して、
大ちゃんの隣に入った。

「もう~、洗ってからでしょ?」
って注意したのに、

「さっき、エッチする前によく洗ったから♪」
って......(-_-)

...そうだけどさ。

その後、ちょっといろいろ付いたり、してるし...


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