第16章 『紅葉見に、いこ〜よ〜 ♪』〜相葉×大野〜
「......ほんとに?」
沈黙の後、大ちゃんはそう言った。
「ホントに忘れさせてくれる?」
「うん!絶対!自信あるから...」
「ふふふっ...どこから来るの..その自信..」
笑顔の大ちゃん...
どんな答えをくれるの?
俺は、ドキドキしながら、彼の返事を待っていた。
そしたら、大ちゃんは、もみじのベッドに腰を掛け、俺を手招きした。
大ちゃんに誘われるままに、隣に腰を下ろすと、
不意に腕を引っ張られて、唇を押し付けてきた。
/////////なんっ?///
驚く俺に、大ちゃんは少し笑いながら、
「俺..相葉ちゃんのこと、好きだよ...だから、
俺のこと...貰ってもいいよ...」
/////////え~??///うそ///
「大ちゃん///」
俺は、もう、何も考えられなくて、もみじのベッドに彼のことを押し倒していた。
頭の中がもうパニックで、何が起きたのか分からない///でも、大ちゃんからちゅうしてくれた!!!
だから、
相葉雅紀!このままいきます!!
俺を見上げる、揺れる瞳に、
「目、閉じて...」と言った。
......こっからはね、相葉雅紀のプロデュース!
大好きな大ちゃんとの、
初めての夜...
もみじの中の大ちゃんは、この世の何よりも、綺麗だった。
閉じた目蓋に、そっと唇を落とす。
大ちゃんの睫毛が震える。
目蓋に...頬に...そして、もう一度、
もみじのような唇に、自分のを重ねて、上下を交互に啄んだ。
すると、薄く眼をあき、大ちゃんの方から舌を出して来た。
......その顔///エロ過ぎ///
俺は、一気に熱が中心に向かって流れ出すのを感じていた。
舌を絡ませる激しいキスの水音が、
俺たちを、さらに煽る。
彼の浴衣をはだけて肩を晒し、そこに唇を落としながら、腰の紐を解いた。